ラブソング
純粋なラブソングは聴くのが恥ずかしくて、片想いだとか失恋ソングを聴いている方が性に合っている。そう思っていたが、本当に失恋してしまった時は辛すぎてそれらは聴けないと最近知った。それならば、私は何を聴けば良いのだろう。音楽がない世界に色はなくて、路頭に迷っていた私の元に響いてきた一つのサウンド。優しい風鈴のような音色に心が洗われて、歌詞のひとつひとつが寄り添うように送られてくる。失恋した直後と同じぐらいに涙が止まらないのに、それでも心は軽くて、音楽に救われていることを実感した。
5/6/2025, 10:42:31 AM