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9.ふたりぼっち

私は親しい友達が彼ぐらいしかいなく、学校に着けばすぐさま彼のもとへ向かい、言葉を交わす。私の唯一の幸福だった。まわりからよく'ふたりぼっち'と揶揄されることがあったが、そんなことは気にしない。それくらい私と彼は強い絆で結ばれている。そして今日も彼に話しかけた。「昨日のテレビ見た?面白かったよね。」彼は微笑みながら私に返答し、少々満足気な面をしていた。

3/21/2024, 10:17:11 AM