心と心(Google翻訳でやりました)
世界線t72「世界線というのは気にしないでください」
昔孤児院にいた頃、兄さんが私に小さいハートのガラス細工をくれたの。
「これは俺の心だ。大事にしてくれよ」って。そう言って私にくれたの。私とっても嬉しくて私も心をあげるって言って折り紙でハートを作ってあげたの。兄さんは大喜びしながら私の頭を撫でてくれた。とっても甘くて優しい思い出。
目が覚めると兄さんが目の前にいる。とっても懐かしくて甘い夢だった気がする。
「よく寝れたか?悪いんだが近衛兵に気づかれたかもしれない。今すぐこの村から出るぞ」そう言って私の手を引っ張って宿から出る。空は星が輝く夜空だ。「····に、··さん··ごめ····ん」私が謝ると兄さんは笑って「別に構いやしないさ、寧ろもっと俺が警戒するべきだったな。今度は馬鹿な門番がいる村の宿にでも行こう。」兄さんはそう言って私の手を引っ張って村を出て山道を歩く。
あぁ兄さん。ごめんなさい、私があの時ちゃんと死ねてれば兄さんに迷惑かけなかったのに。
兄さんの手の温もりを感じながらいつもの様に誓う
(絶対に兄さんだけは守るから····だから今だけ甘えさせて)
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妹と山道を歩いて随分経つ。追ってが来る様子はない。妹を見つけた山小屋のベットに寝かせる。
妹の髪は何日もまともにケア出来ていないから傷んでいる。まともに髪も整えてやれず申し訳ない。
妹の髪を撫でながら今度髪飾りでもあげようと考える。妹は可愛いからなんでも似合う筈だ。
そう言えば昔妹に俺の心だとか言ってハートのガラス細工をあげたな。お返しに妹が折り紙でハートを作ってくれてなぁ····嬉しかったなぁ···あの折り紙は貴族に壊されてしまったけど·········そうだ今度の村か街で妹にハートの髪飾りを買おう。妹は可愛い物が好きだからな、きっと喜んでくれる筈だ。
さて、俺もそろそろ寝るか。眠っている妹の額にキスをして「いい夢見ろよ、兄さんだけはお前の味方なんだから·····」
俺だけがお前の味方なんだからな
2/5/2025, 11:22:58 AM