大事なのは本の主人公の境遇と自分を重ねることである。
友達Aちゃんが私と同じ本を読んでいた。
その本に出てくる登場人物の女性は、女友達がいない。
距離感がおかしいからだ。
男がいないと生きていけなくて、初対面で会った人にでもできたばかりの彼氏の惚気話をする。
つまり何が言いたいかっていうと、私の友達Aちゃんもこの本に出てくる女性と似ている。
友達と喋ると彼氏の惚気ばっかりで、女子からはあんまり好かれないタイプだ。
でも当たり前だけどたぶんそんなこと自分では思っていない。
自分では誰に嫌われてれるとか人の心を読める力がない限りわからない。私もそうだ。
ほとんどの女子から好かれていないだなんてたぶん本気で考えたことはないんじゃないかな。
私の予想だけど。
そこで改めて思うのが、大事なのは本と自分を重ねることだと思う。
自分と照らし合わせて、似てるな、共感できるな、自分だったらこういう時どうするかな、って想像力を働かせること。
私は小学5年生から本を読んできて、常に本の内容と自分を重ねてきた。
だからこそ、自分では感受性豊かだと思ってる。
人の気持ちを察することができると思っている。
だから相手をあまり嫌な気分にさせてないと思う。
まぁ思うだけだ。
私も実際、自分で思ってるだけで、Aちゃんみたいにあまり好かれてないかもしれないし、気をつけている相手の気持ちを考えて汲み取って行動することができてないかもしれないし。
それは分からない。
ただ、今、私はAちゃんと同じ本を読んでいて、Aちゃんは今本をどんな気持ちで読んでいるのだろうか、と思った。
本は本の内容で現実とは違うからっていう人もいるだろう。
それもそれで確かにと思う。
例にあげるとすると、私の母がそうだ。
前に、母とドラマを見ていた。
ドラマの中には2人の親子がいて、学校に行けなくて引きこもりがちの娘とそれをかっこいい言葉、娘が楽になるような言葉をかけている優しい母親がいた。
だから私は聞いてみた。
「もしも私がこんなふうに学校行きたくなくてずっと引きこもってたらこんなこと言ってくれる?無理に行かなくていいって、自分が思う方に進んで、あなたの人生なんだから無理しなくていいの。なんて優しい言葉かけてくれると?」
「いやドラマだからこれ、現実はこんなふうに甘くないの」
確かにね、ドラマだし、フィクションだもんね。こんなふうに優しくて背中を押せる母親そうそういないか。
その時は私も思ったけど、フィクションだしドラマだし、所詮理想の世界だけど、自分と照らし合わせることで自分の行動がかわってくるんじゃないの?
って思った。
色々話したけど、結局何が言いたいかっていうと、私はフィクションの内容でも見習ったり、照らし合わせて自分はどうかって考えることが大事なんじゃないかってこと。
長くなったし、上手く言いたいことがまとまってないような気がするけどなんか小説読みながらふと、誰かに伝えたい気持ちになったから書きました。
関係ないのにすみません。
読んでくれた方ありがとうございました。
10/24/2025, 2:06:45 AM