「好きじゃないのに」
気持ち悪い言葉だ。
好きじゃない、のに、って何だ?
好きじゃないのに気になる、とか。
好きじゃないのに好き、にすらなる。
あまりにも捻れた感情だ。
だが改めて考えると、なぜ人間はこんな意味の分からない感情を持つのだろう。
好きじゃないなら嫌い、で良くないかと思う。
その方が単純に、生存に最適化できる気がする。
嫌なものというのは、自分にとって好ましくないものなのだから、避けるべき対象だ。
それは自分の生存を脅かす可能性を見出したからこそ、嫌いという感情が、その危険物から身を遠ざけさせる。
そう考えると、好きじゃないのに、という言葉の存在は、自分の命を脅かすものに何らかの魅力を感じている、という意味の分からない状態に、人間が陥る事の証左に他ならないのではないか?
人はなぜ、わざわざ自分の命を脅かすものに、惹かれてしまうのか。
私にはやはり、この人間という生物は、愚かで気持ち悪いとしか思えない対象だ。
3/25/2026, 2:54:29 PM