自分の背中の飛べない翼を、何度恨んだことか分からない。大空を抱き翔ける君のとなりを、何度欲したことか分からない。太陽に手をかざしたところで、君の影は瞼に焼き付いて離れないのに。それでも空に君を探して、何度でも上を見る。ただ一つ願うならば、君の帰る場所が俺の元でありますようにと。
11/11/2023, 11:00:20 AM