繊細な花、と言われてすぐにピンと来なかったので、
インターネットで調べてみた。
なるほど。
確かにレースのような花弁であったり、
細く美しい花弁であったり、
見事に繊細である。
自然が作り出す儚さと優雅さ、
それでいて生きているという力強さ。
花の美しさは一様ではなく、
沢山あるからこそ心惹かれるものがある。
…………などと書いてみたものの、
私の中には「大胆な花」という項目もない。
「赤い花」や「大きな花」、「夏の花」などと言われればすぐに「あぁ、あれとかね」と思い浮かぶものだが、
「繊細な花」は難しかった。
なんとなく、個人の感性に依存している気がする。
だからかもしれない。
私は自分の感性に従って答えを出す時に
いつも躊躇してしまう。
正解が分からないからこそ、自信が無い。
多数決では多数派にいるように努めたし、
自分の考えが必要な場面を極力避けて、
人間関係も中立を極めていた。
果たしてこんな臆病者で良いのだろうか。
折角の機会なんだし、今は自分の思ったことを書いておこうと思う。
「私は繊細な花と聞いて、昔育てた大菊を思い出した。」
6/25/2024, 2:38:22 PM