1人部室でベースを演奏していた時、君はいつの間にか後ろに立ってた。
「何だかかっこいい音が聴こえて来るなと思ってきてみたんです。あなたが演奏してたんですね!何かこう…胸が熱くなってドキドキして、感動しました。私もその楽器、演奏したいです!!」
あの後、汗まみれの手に握手を求められ、ベースを教えてくれと毎日放課後、部室にやって来て…
本当、変わった人だと思ったよ。
でも諦めずに食らいついて、今ではステージの上で輝いている。
あの日からずっと、君の胸を熱くさせているのは音楽だ。だけど、僕にだってあの日から、熱い鼓動がずっと鳴り響いてるんだ。キラキラの目、明るい笑顔、火傷しそうな熱血な性格、ベースをかき鳴らす全力な姿。
叶わないと分かっていても、心は惹かれてしまうんだ。
君の心は、音楽から離れないのに。
7/30/2025, 4:22:14 PM