しにたくないそう書かれた手紙が、ある日届いた。「死にたいって言ってるくせに」そう言いながら、ロープに首をかけた。やめてまた紙が手に落ちる。なにがやめろだ。臆病者のめ。「…」母親の声がする。夕飯ができたらしい。「…親不孝者すぎるだろ、ぜってぇ地獄行きだわ。」ロープを捨てた。満足したのか、未来の自分。臆病者
2/16/2024, 7:27:12 AM