4月というのはいつも僕に捉えようのない生きづらさを感じさせる。僕の周辺にある色んな物事がバレないように変わろうとしていて、僕だけがそれに気づけないでいる。とうとうその変化に気づけた時には既に次の年を跨いでる。そして、そんな変わっていく世界に当の僕は何も変われていない。七五三と成人式の写真を比べても、衣装と背景しか変わっていないような感じだ。
変化には気づけないのに、置いていかれてるという寂寥感は年々増大していく。毎年何かしらでまぎらわしていたけど、生憎と今年はちょうど4.5月が忙しくなっている。
現実から黒い手が伸びてきて、僕の首根っこを抑えつけてくるようだ。
こんな憂鬱な気持ちさえも、春風とともに流れてくれれば。
3/30/2025, 3:46:03 PM