【時を告げる】
⚠ネタバレ注意 進撃の巨人
視点:ハンジ・ゾエ
我々調査兵団は、最前線で戦っている。
勿論隣にいる人が、明日もいるなんて保証はない…
常に生死と隣合わせだが
それでも支え合いながらここまで来た
気づけばいつも隣にいたかもしれない人
背中を任せられる、本音を言える頼れる人。
少しだが気を許していた。
きっと死なないだろうって
激しい光が時を告げる
「ハンジさんっ!!」
聞き慣れた声と共に誰かが後ろから背中を押し飛ばした。
体勢を崩しながらも
押したその人の顔を見る。
あぁ…………もしかすると
その瞬間は一瞬にして訪れた。
私は井戸に落ち、少し収まったタイミングでそこからでた。
目の当たりにした情景に頭がついてこない
わかっているだろ
誰にだっていつかは別れる日が来るって
9/6/2024, 3:19:45 PM