『終わらせないで』 185
フランツ・カフカの名言に、こんな言葉があります。
『人生の意味とは、それが終わるということです』
今回はこの言葉について考察していきまぁぁ……しょうっ! (深夜テンション)
普通に考えれば"人生の意味とは死ぬことです"と、そんな寂しいことをただ言っているように聞こえますが……本当にそうでしょうか?
もしそれが本当ならば、どうして彼は『それが終わるということです』だなんて迂遠な言い回しをわざわざしたのでしょう?
別に『死ぬということです』と言えば分かりやすく済むはずなのに。
ですから自分は、ここに何かしらの意図があるように思うのです。
というわけで、一度それを前提にして考えてみましょう。
『終わる』という言葉を聞いて連想する言葉があります。それは『始まり』です。
終わりがあるのであれば、その因果として必ず始まりがあるものですから。
彼がそのことを含蓄していたのだとしたら、『それが終わるということ』というのは、『それが始まって終わるということ』と解釈しても許容出来ると自分は考えます。
そうしてみると、彼はとても普遍的なことに人生の意味を見出していたことになります。
先にも述べましたが、始まりがあれば終わりがあることなんて、人生に限らず当たり前の話ですから。
まとめると彼は、"人生にだけ付随するような時別な意味など無い"と言いたかったのではないだろうかと思うのです。
それと同時に、森羅万象全てのものが持っている因果関係、それこそに意味があるのだと。
過去が無ければ現在が、現在が無ければ未来が無くなるわけですからね。
以上がこの名言に対する自分の考えとなります。
もちろん異論は認めます!
どうでしたでしょうか……? 少しでも皆さんの暇つぶしになれたなら幸いです!
駄文によって構成される、恐ろしき長文を失礼しましたぁ。(震え声)
11/28/2023, 8:08:38 PM