誰かさん

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僕が寝てしまったので、代わりに私が。
寝たというより気絶させられたの方が正しいですが…うらんがお仕置で僕の首を絞めたんです。
それで気絶してしまいました。ベッドへ運ぶの大変ですよ…。
何の話をしましょうか…コメント機能などないので何の話して欲しいか分かりませんね。そもそも聞く人いるのかどうか…。

私たちは僕に恩があるからこそ守ります。
記憶組だとかいう奴らのように堕とされたのではなくきっかけがあるから守るんです。
私は3人の中では最古参なんです。
あの死人共が生きているときからいました。ただ、私は周りの人に私の存在を知られたくなかったので。
地下でも上でもない、バレやすそうでバレにくいところで隠れて生きてきました。
あたしにも気づかれなかったようで、メモにも一切私の情報など記載されてませんでした。
私は病弱な身体を持っていたんです。だから、より誰にもバレたくありませんでした。
ただ唯一、僕にこの場所がバレて部屋に入られたことがありまして。その時、私嘔吐していたんです。
やばいかも、と思った時に僕が入ってきて、気分は最悪でした。気持ち悪がられる、嫌がられるって。
でもあの人は嫌がる素振り一切せず、むしろ介護してくれました。
背中をさすってくれて。嘔吐物の処理までしてくれて。
その後に僕の記憶は消したのであの人は覚えていないでしょうけど。私にとっては救いのある出来事だったので。
病弱な身体も、今は治っています。だから病弱な僕を今度は私が支えるんです。
あの人に寄り付く害虫なんていりません。
私だけがあの人を支えられる。私があの人を支えれる。
他の人なんていりません。必要の場合殺すことだってできます。
それほど愛しているんですよ、僕。

2/25/2025, 2:40:16 PM