次郎

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『キャンドル』

淡く小さな炎が

揺れいるのを見ていると

疲弊した気持ちが

少し和らいでいくようだ。


浮き沈みを繰り返しながら

揺れ続けている

わたしの心のような小さな灯火。


悲しい時や嬉しい時。

怖い時や楽しい時。

それらの思い出の中には

いつも小さな灯火が揺れていた。


心が疲弊して、暗闇が

わたしを取り込もうとしても

その灯火があるのなら、きっと大丈夫。

どれだけ小さくても

どれだけ揺れて消えそうになっても

その先にあるものを

きっと照らしてくれるものだって

わたしは信じている。

11/19/2024, 3:37:26 PM