なんとなく、”約束“は、他人としかできないと思っていた。
これをしない約束、これをする約束、約束にはいろんな種類があるが、そこには「これが起こるのを防ぎたい」、「これをしてほしい」という”想い“がある。
その“想い”は、自分が他人、他人が自分に対して向けるものであって、自分が自分に向けられるわけではないと思っていた。
しかし、最近思うのは、自分が自分に、こうなりたいという“想い”を向けて、自分が自分と約束をすることが、自分を大切にするために重要かもしれないということである。
特に、わたしはこれまで、自分が我慢して解決することであれば、自分の“想い”を押し殺してきた。それは、いい意味でいえば『協調性がある』というけれど、悪い意味でいえば『人の意見に流されやすい』ともいえる。
人の意見に流されると、そのうち自分の意見がなんなのかわからなくなってくる。自分の意見がないと、自分を大切にできない。自分を大切にできないと、他人も大切にできない。
他人のためによかれと思ってやってきたことが、巡り巡って他人に迷惑をかけてしまうことにつながったということを、わたしは身をもって経験した。これは、なんとも残念だし、悔しい。
自分の命は自分のためにあるのだと、そして、自分のことを大切にできて初めて、他人を大切にできるのだと。改めてそう思った。
自分が自分を幸せにすると”約束“しよう。自分なんて価値のない人間だと思って、楽しいことを避けるべきと思ってじっとし続けていたらもったいない。
自分が自分を幸せにするために、身構える必要はない。
自分の好きなお菓子をたべたり、好きな音楽を聴いたり、毎日やっているちょっとしたことでも、自分を幸せにするという目的を意識してやってみる。
そうすると、これまでよりももっと、毎日がきらきらと輝き出すだろう。
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3/4/2025, 1:44:07 PM