「バカみたい」
君にとって私って、たくさんいる友人の一人だったんだ。
今日やっと、そのことに気づいた。君から送られてきたのは、かわいらしい女の子と並んで笑う写真。
添えられた文には、彼女ができたという報告とそっちはまだ彼氏はできないのかというお節介な一言。
「あーあ、バカみたい」
君の好みに合わせた長い髪も、一生懸命勉強したメイクも。私だけが必死になって、君の一挙手一投足、わずかな視線にすら一喜一憂して。
「ほんとに、バカみたい。いや、バカ、なんだろうな」
自分のバカさ加減に、乾いた笑いが込み上げる。かと思えば、雫が一滴、頬を伝って落ちた。
しばらくは、君の幸せを願えそうにない。
3/22/2026, 12:07:11 PM