多田野一人

Open App

私の日記帳
この間、段ボールに詰め込んだ本の確認をしていたら、昔の日記が出てきた…大学ノートで、30冊位…毎日一頁ずつ、色々書いていた…昔から下手くそな文字…自分の書いた物なのに、所々読めない…
今は、スマホに、綴っている…凡そ変わり映えしない内容だけれど…
日記を書き始めたのは、とある女の子の日記が、きっかけだった…小学六年生で、交通事故で亡くなった女の子の日記を、母親が纏めた本…その本と出会ってから、色々な人の日記を読み漁った…
其々の色々な思い、恐らくは、他人に知られずに、埋もれてしまう筈だった…市井の人の誰か、だけれど、志賀直哉の、ナイルの一滴、にある唯一無二の誰かの想いは、後にも先にも無い…そんな、せめてもの、自分の存在を残してみたいと言う思いから…

8/26/2024, 2:55:27 PM