黒山 治郎

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因果応報と分かたれた恋人
身を粉にし、心を焦がし
漸く来る一年越しの逢瀬の日

純真が故に際限を知らぬ愛を飾る星々
烏鵲の連なる川を越えて
今、あなたへと愛に行きます。

ようやく、逢えた
あぁ、なんて愛しい

朝なんて知らずに
愛だけを掻き抱き
手を引き合って
創造神の目を盗み
掛け出せていたならば

川の濁流より激しく
川の深みより心を落とし
川の流れよりも何処までも
あなたへ溺れていられたのでしょうか?

朝日なんて、私達は呼んでいないのに
時間とは、何処まで残忍なのでしょう。

ー 七夕 ー

7/7/2024, 4:35:05 PM