水無月はじめ

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『届かぬ想い』

雨に打たれて濡烏
一筋の涙が雨に溶けて消えた

どうにもならないこの想いを
抱えきれずに立ちすくむ

ここは冷たく暗い場所
唇を噛んで耐えていた僕の
一人きりの舞台

その舞台に
一つ小さな陽だまりができた
この温もりになら託せるかもしれない

口から漏れ出た
確かな本当の願いを
闇から光へ
しっかりと送り出してみた

雨に溶けた涙ではない
暖かさを秘めた涙が
確かにそこに落ちている

4/15/2026, 10:38:09 AM