夢が醒める前に。(六日目)
嗚呼……何回目だ?
いつもの様に耳に入り込んでくるその音。
カンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカ
暑い夏を表すかのように鳴くその音。
ミーンミーンミーンミーンミーンミーンミーンミーンミーンミーンミーンミーンミーンミーンミーン
嫌でも思い出してしまう。
き▷はと○だ□
嗚呼……どうして早く相談してくれなかったんだ。
嫌…別に相談した所で僕の願望通りには行かなかったけどね。
貴方は夏に入る前に○んだ。
踏切で自○だ。僕の目の前で。
普通は「可哀想…」とか思うだろうか?
でも僕は何故彼女が○んだか知っている。
……九月の事だ。僕は…その…彼女のことをいつも目で追っていた…あぁ!もう!もういいや!単刀直入に言う!僕は、僕は
『彼女が好きだったんだ。』
その…それからどう繋がる?と思っているだろう?
それは簡単だ。○んだ理由はイジメだ。そう
僕のイジメでだ
僕が皆にイジメるように仕向けた
そのせいで彼女は○んだ。
ほら!気になるとか!信頼している友達ならば!普通イジメ等受けていたら相談するだろう…??ただ…確かめようとしただけなんだ…。
そこから僕に相談して…そのイジメが解決して…鞄に
お揃いのキーホルダーをつけて、楽しく分からって世間に批判されながらも恋人となり…生涯を終えるつもりだったのに……!!どうして!君は○んだ?
イジメが行き過ぎたのが原因か…??しょうがないじゃないか!彼女が可愛かったんだ……机に花瓶を置かれたその瞬間笑みが消えた。絶望したその顔!最高に可愛かったよ…??不揃いになったスカートを爪で握る。その時に相談してくれたらよかったのに、しんどくないから相談しなかったんじゃないかって?それは無いさだって
彼女が教室で一人で泣いてたからさ
泣くくらいならば相談して僕の手を握れば良かったじゃないか?彼女がいなけりゃ僕の居場所はないんだよ…
戻ってきてよ……
嗚呼……最後の彼女の遺言はびっくりしたなぁ……
まさか「きみはともだち」だなんて……笑
嗚呼…白い肌の彼女に僕は失恋したようだ。
━透明な女の子は一人の少女の後ろを指さした。
テレビアナウンサー
「昨日一人の少女が踏切で自○をはかったそうです。
自○は未遂に終わりました。ですが少女は精神的ダメージをおっているのか『そこに!そこに!僕のトモダチがいた!!僕の自○を止めようとしてくれたんだ!そう!僕の後ろの電車を指さして!』と幻覚を見ている状態てです。警察は精神病棟に引き渡そうとしましたが調べてみると去年の日にも同じ事が起こっています。その少女とは別に別の少女が踏切自○をしました。警察はこの件と関連性があると試みて捜査を続けています。次のコーナーはイギリスの地震についです。」
━「君のせいで私は○んだ。」
(最後の言葉)
ボカロ曲の「少女レイ」という曲を線にして書いています!途中でわかった人おるんかな…?まぁ別にええわ。
完全にこれは俺の考察やから!正解とかないからね!
まとめたりすると
僕は私が好き→僕はとある計画を立てた→それは虐めをし私に相談して貰うことだった→ある日何故か僕が虐めをしろという命令をしていることがバレた→私はしんどくなり踏切で自殺をはかった→僕が手を伸ばしたが間に合わず→私は死んだ→最後の遺言は「君はトモダチ」というハッキリとした「私と貴方は友達」という関係付けた→自分のせいで自殺した僕はずっとフラッシュバックする→永遠にその日の出来事を思い出してしまう…
という感じにまとめて書いていました!ここまで読んだ方凄いですね!ここまで読んでくださった方々本当にありがとうございました!
3/20/2024, 3:04:14 PM