白いワンピースを着て向日葵畑に向かう子は泥濘に足を取られ白を土色に染める父さんはそれを見て笑うきっとこれは思い出に変わる速すぎず遅すぎず過ぎ去る日々は白いワンピースが掛けるようずっと変わらない日はない微かに残る匂いはあの麦わら帽子の匂い段々意識が浮上する嗚呼、これ狐に摘ままれただけの夢なんだ空は黄昏
8/12/2023, 3:36:09 AM