徒花

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「眠りにつく前に」

このまま眠ってしまったら朝になる
朝になれば、また嫌な時間が待っている
体は寝たいというが、心は寝たくないという。
体と心がちぐはぐで、でも結局最後は心が負けてしまう。
次の日が休日でない日はいつもこうだ。

どんなに寝たくないと思っても、寝まいとしても
いつのまにか眠っていて気づいたら朝になっている。

眠ると時間が一瞬に感じる
寝てしまったら気づけば朝になっている。
それに時間がとても短く感じる。

体に抗わず寝る日は寝る前に覚悟を決めないと寝られはしない。
またやってくる辛い日を始める覚悟だ。
夜の時間は私にとって疲れを取れる休息の時間であると同時にまた明日がやってくる事を感じる時間でもある。また嫌な1日が始まってしまうと嫌でも感じてしまう時間。
朝までの時間をなるべくゆっくり感じていたくて
だからいつも長く起きていたいと思ってしまう。

でも、どんなにゆっくり時間を感じていたいと
思っても今日も睡魔に抗えず寝てしまうのだろう。

11/2/2022, 3:25:45 PM