暗がりの中で
ねえ。お父さん、どこにいるの?
ねえ。お母さん、どこにいるの?
「うるせぇ。邪魔」この声はお父さん、お母さんの声じゃないよね。「どっかに行って。このガイジ。」私はイラナイモノなの。ねえ。ねえ。誰でもいいから私を求めてよ。
心の中も光なんて見えない。私に見えたものは絶望と闇。私は闇にそそのかされてお父さん、お母さんを殺した。
光は見えなかった。私の頬に温かい何かが触れた。何かの持ち主は「よく頑張ったね。」と言った。そして私の手を握って私を本当の光に引っ張った。光なんて存在しなかった。そこで意識を失った。ユルサナイ
10/28/2024, 10:00:31 PM