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※物語(?)です。

太陽のような笑顔

その言葉が誰よりも似合う、そんな男の子だなと思った。
真っ直ぐで無邪気で私とは住む世界が違うんだと

心から笑っていない私とは真反対だ。

そんな嫉妬からだろう。私は彼が大嫌いだった。
真っ直ぐな心は才能とおなじ。生まれ持ったものなのだ。私がだいぶこじらせていることは自覚している。

_どこまでも可愛げ無いな…私

だけど人は自分に無い才能を持った人に惹かれるようにできているらしい。
手も届かないみんなを照らす明るい星。

「いつも大月さんってサポートしてくれるよね!」

彼はみんなに対して浮かべる笑顔を私に向けた。

_私も例外じゃないんだ
別に目立つようなことでもないのに、大したことで もないのに、そんな輝く表情を向けられたら…

私は勝手に嫌悪感を抱いていた事に罪悪感を覚えた。

それと同時に心まで照らされるような気がした。
眩しい笑顔が私を輝かせてくれた気がした。

2/23/2024, 11:06:50 AM