「…嘘だろ」俺は今、鏡の前で絶句している。「こんなはずじゃ、なかったのに…」事の発端は「うーん、前髪邪魔だな」から始まった。「ちょっと毛先を切るくらい、俺にもできるだろ」そう安易に考え、ハサミを持つと、鏡の前に立つ。そして、前髪にハサミを入れたら…見るも無惨な姿になってしまったのだ。「ど、ど、ど、どうしよう。とりあえず、美容室。美容室に行かないと」俺は、前髪を隠すように帽子かぶって、美容室へ急ぐのだった。
1/29/2025, 8:01:36 AM