相合傘/雨夜に並んだ傘ふたつほろ酔いの君は傘を閉じ僕の傘に潜り込む君は傘を僕の腕にかけ隣でいたずらに笑う僕の意識は雨音に消され君の声しか届かない君は楽しげに聞いてる?と僕の頬を指でつんと突き雨に潤んだ瞳でこちらを見つめる僕は君を少しばかり強引にたぐり寄せ戸惑う唇に口づけをした
6/19/2024, 10:55:25 PM