まさる

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光り輝け、暗闇で

あるマンガで、
「地球」という生物にとって都合の良い環境が生まれる可能性についての表現が面白かった。
『自分(私)を知らない他人が目隠しをしてパソコンの前で自分(私)の経歴をひとつも間違いなく画面に打ち込める』
くらいの確率らしい。

地球という星に生まれる。

平和な時代に生まれる。

五体満足、健康優良児として生まれる。

家庭環境に恵まれたところで育つ。

コレだけで奇跡中の奇跡である。
かなり異常といってもいい。
しかし、
家庭環境に恵まれたところで育つ。

社会を知った時、自分は不細工な顔立ちだということを知る。

コレだけで自分の奇跡の人生を否定する人が多い。耐えられずに命を絶つ人もいる。

では、
地球という星に生まれる。

平和な時代に生まれる。

五体満足、健康優良児として生まれる。

家庭環境に恵まれたところで育つ。

周りが羨む美人である。

頭が良くて聡明。

金持ちになる。

コレで満足するだろうか?

ちなみに「満足」という感情は欠落しているモノを自分のチカラで補ったときに得られる優越感である。

5/16/2025, 12:48:10 AM