遠野 水

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君と出逢って、君と恋をして、僕は君以上に好きな人なんか出来ないと思っていたんだ
高校卒業と同時に僕は君に振られた
僕が予備校生になったから……
君は先に大学生になったって
そんな事、、、なんてこと無い事だと思ってた
僕は来年には大学生になるし
おそらく君よりも偏差値の高い大学へ行くから
君が恥ずかしい彼氏になるなんて思っていなかった
彼氏が予備校生ってそんなに恥ずかしいことなの?
それなら新しく出来た大学の友達に話さなければいいこと
そんなにカッコつける事が新大学生活なの?
実際の僕よりも「友達に自慢出来る彼氏」キラキラしている自分が大事なの?
君は「何を言ってもきちんと伝わらないわ、だって予備校生の劣等感いっぱいで、酷い事ばかり言われて……私だって支えようとしていたのに、会う度に皮肉言われて帰り道は毎回泣いて
、、、そんなのもう嫌なの、だから
ごめんなさい」
「予備校生の彼氏は捨てたらいいよ」
「そう思うなら思ってもいいから、サヨナラ」

僕は……こんなにしょうもない男だったんだな
それでもまだ君に甘えて意地を張れるんだから
君の心はもう離れているのに

「僕は来年、必ず合格するから 
だから…」と言いかけてやめた

大学を落ちる事が原因じゃない
自分が失意の時に君を傷つけないでいられなかった、そんな弱い男が嫌だったんだと分かっていて、それでもこのカッコ悪いプライドが
自分を守ろうとする

僕は根性を直して出直さないと
これからの人生それこそ詰むことになる

5/5/2026, 12:08:42 PM