今、私は迷子だ。だけど怖くはない。迷子になりたくてなっている。暗闇の中、一人でいたい。強くそう思う。
命は「砂時計」のようなもので。
いつの間にか、さらさらと流れ落ちていくもののように感じている。
「燃え尽きる」という表現は、燃料の量や質がその人のパーソナリティによって変化するようなイメージなので、頑張った、とか苦労した、とかそういったものの影響を受けているように感じてしまう。
命は「平等」に、皆、理不尽に不平等だと思う。
どんな入れ物の砂時計も、様々な形の砂も、落ちゆくまでの障害も、最終的には同じ。
砂はあっという間に流れ落ち、時計は止まる。
砂ぞこが見えそうになった今。
私は、光や道を見たく無い。
ただただ彷徨う、迷子のままでいたい。
題:命が燃え尽きるまで
9/14/2024, 5:30:59 PM