【面白いことが起こったから書かせてほしいんだけど、話してもいいですか?】
【これは、僕が精神的にやられていて、死のうと考えちゃった時の話なんだけど...】
気づいたら自暴自棄になっていたみたいだ。
だから自分は海に行くことにした。
ぼーっとしてたら気づいたら周りは暗いし誰もいない。
あわよくばこのまま海に呑まれてしまわないかな。
誰にも見つからない場所でそのまま...
そう思いながら夜の海へと向かっていった。
「...さん!湊也さん...!」
目を覚ましたら自分は病院にいた。
なんでここに...?
助けてくれなかったら楽になれたのに...
「よかった...!あなたが海で溺れているのを彼が助けてくれたんですよ!」
自分のことなんて助けなくてよかったのに...
でもお礼は言わないと、
「あ...ありがとうございます」
『いいんだよ、今後はこんなことしない方がいいよ』
「え...?」
『これからいいことが起こるかもしれないから』
そう言うと去っていった。
まるで自分の未来が見えてるみたい...。
なんかムカつく...。
実際いいこと...?は起こった気がする。
これまで全然話しかけてこなかった人が急に話しかけてきたり、僕の好きなことが他の人に褒められたり...
クラスに居場所ができた気がする...!
あの人はこれを見越して言ってたのかな...
【ちなみにフィクションじゃないからね!?】
【実際にあった話だから!】
8/16/2024, 9:59:11 AM