郡司

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君の目を見つめると…虹彩色素は、白目や瞼に充血や腫れ、発赤はないか、瞳孔の中は濁りはないか、黒目の状態は、眼圧は、視神経の疲れはないか、肩凝りは大丈夫なのか…などという辺りがまず浮かんでくるのは私が介護者だからか、トシか? まあいい。

「人とおはなしするときは、相手の目を見てお話しなさい」と、みんな誰かに教わった…よね…?

ところが、「まっすぐ見られると怖い」と言われたことが何度かある。私は別に山羊の眼をしていないし、爬虫類の眼もしていない。複眼でもない。では「怖い」と言った人が皆、ある種の共通なメンタル傾向がある状態だったかと言うと、それぞれ違っていたと思う。

以前にもちょっと書いた記憶があるが、私とたまたま目が合った人々の多くはヤバいものと見合ったかのように慌てて目をそらし、あるいは回れ右してゆく。私は怪しげなサングラスとかかけてないし、顔に傷等があるのでもない。多くのタイミングと今で、大きなストレスハゲがあるわけでもない。顔の造りは普通のはず。…本当にわからないのだ。いったい、何故?

自分がどんな目をしているか、どう印象されているか、鏡を覗いてもわからない。見慣れた造形があるだけだ。相手の目をじっと見つめて、相手の目から微笑みと嬉しさが溢れたのを見たのは、子ども達の目しかない。あれは今でも鮮やかに思い出せる。

4/7/2024, 2:18:58 AM