一年前の私は、今の自分をきっと想像することはできなかっただろう見慣れたはずの通学路も、当時はただの移動経路でしかなかった目標もなく、何かに熱中することもなく、ただ淡々と命を少しずつ消費していくだけの日々しかし、予期せぬ出会いや、ふと手にした一冊の本が、モノクロだった景色に少しずつ彩りを添えていく積み重なった時間は無意識のうちに価値観を変えていく今の私が抱くささやかな希望も、一年前の自分にはまだ、名前のない感情の欠片だったはずだ
5/8/2026, 7:23:48 PM