“街の明かり”
月が、街が、輝いていると、ふと思えたのです
なぜかわからないけれど、どこか懐かしい気持ちになれました。私たちは、自然の愛おしさや、日々に溢れている街並みを眺め、愛するべきなのかもしれません。
けれど、人間とは愚かなもの。それらを失って初めて、今の生活というのは奇跡に近いのだと、本当は輝きに溢れていると気付くのでしょう。
私たちは、いつからこれらの輝きに慣れてしまったのでしょうか。すべてがきらきらと私たちを照らしてくれると言うのに。慣れとは恐ろしいものですね。
最後に、読者のあなたにして頂きたいことがあります。今度外に出た時、道端に咲く花や草、空を舞う鳥、明日もある空、自身の影を見て頂きたいのです。どれも素敵ですが、それぞれの歴史や意味を持っておられます。どうかあなたに、目を向けていただきたいのです。いつかのあなたを励まし続けてくれる、そんな、明かりのような存在に。
7/8/2024, 12:18:52 PM