露酒

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星座

暗い獣道
そこを突き進んでいく
上を見上げると満点の星空があった。だが、木々に隠れて少し見えづらい
前に視界を戻す
すぐ目の前には獣道の出口が見えていた

林から出ると、木が邪魔しないからか少し明るい。
月と星の明かりのおかげだろう。
そこは広場のようになっていて、遠くには大きな城が見える
きっとあそこで美しい姫や王子が踊っているのだろう
そしてその広場の真ん中には、小さな湖があった
私はそれを覗き込む

綺麗な顔が見えた。私の顔だ
そしてその背景には、沢山の星座が映っている
もう一度城の方を見る
オーロラが光っていた

雪がよく映えている






城の鐘が深夜零時を告げた






目を覚ました
自分の部屋
こんな夜中に目が覚めるなんて、運が悪い日だ
もう魔法は溶けてしまったみたい
窓の外を見ると、魔法で見た幻覚と同じように夜空に光っていた



美しい星座が

10/5/2024, 12:50:22 PM