毎年この季節は憂鬱だ。タダでさえ寒いってのに、こんな時に限って風邪なぞひいてしまった自分のポンコツさを恨む。背筋はゾクゾクと震え、鼻水はツーっと止まらない。そして頭は大きな岩を乗っけたかのように重くて、痛い。独り布団で震えるこの時間も虚しい。身体だけでなく、まるで心も病に冒されてしまったよう。寂しい、苦しい、寒い、痛い。このしんどさを分かち合える相手がいない悲しみに枕を濡らした。
12/17/2024, 12:22:19 AM