学生時代の私は、類を見ない居眠り魔で。1時間目から6時間目まで制覇したこともあるほど。
それなのに要領がいいのか、テストに出そうなことを先生が言う直前には必ず目が覚めて。成績はいつも良くて、品行方正で優等生。
先生もまさか寝てるとは思わないのか、もしくは気づいていたのか。注意されたのは高校の時に一度だけでした。
「寝てただろ。」
と先生に起こされ、
「寝てません。」
と答えたら、
「寝てなかったのならごめんなさい。」
って。さすがにあれは先生がかわいそうだったな。
大学の時なんて、いつも寝てばっかりだった授業のテストがAだったんだけど。同じ授業を受けていた友達に言われた言葉が、今でも忘れられない。
「私は毎回起きてがんばって授業聞いてるのに。私より成績がいいのはおかしい。」
私だってさ、寝たくて寝てるんじゃないんだよ。起きていたいけど寝ちゃうんだよ。寝ないようにコーヒー飲んだり、メントールみたいのを鼻に塗ったり努力してきたんだよ。でもさ、どれも全く効果がなかったんだから。
あっ、一つだけ効果があるものがありました。授業の終わりを知らせるチャイムの音。あの音を聞くとスッキリ目が覚めて、休み時間は起きてられたなあ。
8/6/2024, 4:08:58 AM