雨に佇む少しずつ細かく鳴っている雨音に下ろした視線はそのままで足先の歩道に雑踏が響くどこか疲れが溢れ出て跳ねる水面も茶色く濁ってる毛先に流れる雨水に気にする余裕もなくなった夜濡れた顔に隠された涙が紛れて溢れだしそうになった目元まるで雨の中に佇む猫のようだった
8/27/2024, 1:57:13 PM