瞳は雄弁だ。声がなくてもあんたがわかる。明るくて、きらきらしていて、眩しくて。なのに深くて冷たい影を背負っている。急に熱くなったり、すっと冷えてみたり。きまぐれなあんたに翻弄されてばかりだ。明日世界が終わるなら、あんたのすべてを包み込んで、もう大丈夫だって、何度もその背を撫でてやりたい。
5/6/2024, 2:14:48 PM