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大空に向かい、手を伸ばした。
見えない何かを掴もうと、
ただ、分からずのままに。
晴天の日も、鉛雲の日も、
黒雲の日も、雪雲の日も、
何故かは、私にもわからない。
でも、何かがあるという
漠然で、直感で、空想な、
そんな気持ちが、
あの大空へと手を伸ばす。

今も、大空へと手を伸ばしているのならば、
私はまだ何かを求める旅路の中に
ただ、彷徨い続けているのかもしれない。
私の大空への旅路は、
始まっているのか、停滞しているのか、
未完なのか、終了なのか。

彷徨う私には、それすらも分からない。

12/21/2022, 2:05:21 PM