田舎町。
街灯もすくないこの田舎に、夜空満面に広がる星たちが夜道を歩く私を照らす。
大好きな星空を鋭く見つめる度、あまりの綺麗さに心が簡単に奪われる。
毎日辛さを感じていようとも、星空を眺めるだけで指先からつま先まで全身が癒されていく。
今日の出来事をぼんやり思い出しながら、夏の星座を一つ一つ探し出した。
辛い現実を目の当たりにする度、いつも昔に戻りたいと願ってしまう。私がいくら戻りたいと願っても、時間は止まりも戻りもしてくれない。
今夜の星の位置さえも昨夜とは同じようですこし違う景色だ。未来と過去に挟まれながら星も私も今を時間とともに歩いてる
明日しか見られない星空は、今日とどう違うのだろう。
『星空』
7/6/2023, 1:26:24 AM