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たかが、と線引きをしていた。
この先なんて、自分には何もなくて。

そんな自虐じみた謙遜も自分では踏み込めないのを知っているからか。
気持ちは向いているのに。
少々強引に手を引いて、今。


目を焼かれる、あまりにも鮮やかすぎる1コマ。


きっとこのためにここにいるのだと思い知らされる、熱。
ひとりでの満足も、こうして充足に変わって。

手を引いたつもりが惹かれている。

あの時声をかけて、救われた。
きっとこれも枝分かれした『未来』のひとつ。

6/17/2024, 11:22:03 AM