大空
1ヶ月半ほど投稿してなかった。毎日投稿しようと一応思っているのだが、「明日でいいか」を40回以上続けてしまった。ある意味すごい。誇ることではない。
さて、本題はこれではない。「大空」か。ちょっと物語は思いつきそうにないのでエッセイ(?)になります。
大空と聞くと青空ばかりが思い浮かぶ。私だけだろうか。
「大空」と調べても「広々とした空」としか出てこないのに、私たちは(少なくとも私は)この言葉に「晴れ」「青い」といった意味を自然と見出している。
不思議だなぁと思う。厚い雲に覆われた真っ黒な空でもいいだろうに。
理由を考えてみる。
まず第一に、「天気」や「ご機嫌」といった単語に代表されるように、漠然とその「モノ(コト)」を示す言葉はポジティブな意味を持つことが多いのではないだろうか。(ネガティブな意味を持つものもあるかな? ちょっとすぐには思いつかない。)
だから「大空」と聞いたときも晴れている様を思い浮かべてしまうのではないか?という考察だ。
ま、多分この第一の理由が一番正しいんだろうなと思うんだけど、少し別のベクトルから違う理由を挙げるとすると、青色が後退色だからというのも考えられるんじゃないかと思った。
青色は後退色だから遠くにあるように見える。つまり、青空のときの空はより大きく見える。そのイメージが無意識に刷り込まれていて、「大空」と聞くと広く見える青色の空を思い浮かべる……という仕組みなのではないか。
……いや、書いていて思い出したけど、そういえば昨日、「青色の波長は大気中で散乱しやすい。空が青く見えるのはそのため。『光』には青色が少なく、『大気』には青色が多くなるので、青色の物体(=青色光を反射する)が暗く見えたり、影の部分が青く見えたりする。それで青色は後退色と言われる」という動画を見たばかりだった。
この理屈でいくと空の青色と物体の青色は別物だから、青が後退色であることは空には関係ないのかな。
面白い説だと思ったんだけどなぁ。こうやって、せっかく思いついた面白いストーリーが正しい理論で潰されてしまうと何とも言えない気持ちになる。間違っているのはこちらなんだけど、反抗したくなる。
しかしまぁ、仕方ないか。
もっと考えれば他にも理由は思いつくだろうか。
おそらく今回のテーマは、私みたいな素人じゃなくてちゃんとした人が調べた論文もあると思う。普通に卒業研究のテーマとかになりそうじゃない?
でも面倒なので調べることはしません。この怠惰は私の悪いところだ。
あぁ、きっとこれから空を見上げるたびに今回書いたことを思い出すんだろう。
そのときは理論へのささやかな反抗として、青空が他と比べて広く見えないか注意してみよう。広く見えたら私の勝ちってことで。
12/21/2024, 1:25:22 PM