カラフル。
炎の中の彼女は失礼かもしれないが綺麗だった。
私の目にはそう写った。
灰となって散りゆく姿に見とれてしまっていた。
寮長は灰となった彼女を見つめて、うっすら笑った気がした。
「君たちもこうならないように」
寮長はそう言ってどこかへ行ってしまった。
カラフルだった目の前の景色が一気にモノクロになった。
寮長はこれを楽しんでいるのだろうか、
人を殺めることを、魔女狩りとして正すことを、
嘘を無くすことを、
正義感の強さ以上の憎しみを感じた。
嘘は人をダメにする、嘘は人を救う、
嘘は人を_______________
私はこの日から決めた。
寮長を正しい道へ送り出すことを。
5/1/2026, 11:03:12 AM