空を見上げた。存在感をこれでもかと誇示するおおきな入道雲があった。わたしはそういうのを受け入れるのが得意ではなく、あぁ、またこの季節が来たのか、と鬱屈な気持ちになった。蚊取り線香をつけ、わたしは雲に背を向けて眠った。
7/16/2023, 11:03:33 AM