どっかの知らん中学生

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これまでずっと

僕は遠宮春、高校生だ。実は家族にも、友人にも、親友にも誰にも言えない秘密がある。それは僕が殺し屋ということだ。
政府や民間人、市町村から頼まれ人の生命を終わらせる。
それが殺し屋の仕事だ。そんな中殺し屋人生の中で最も難しい任務を頼まれた。それは…親友の熱斗を殺すこと。任務を達成しなければいけない期間は一ヶ月。
しかも丁度その一ヶ月後は熱斗の誕生日の日。なんと言えばいいのか、とてつもなく最悪だ。そして「殺さないと…殺さないと…」そんな気持ちで熱斗と過ごす日が続いた。
そしてとうとう熱斗の誕生日になってしまった。刃物を震えながら持つ。「殺さないと…」その時、熱人が「俺からの誕プレだ!」そんな事を言って刃物を隠していた方の手を掴んで自分に刺した。「痛てぇ……」弱々しい声で言った。俺も弱々しい声で「何やってんだよ……」と言いながら涙が溢れてしまった。

7/12/2023, 10:41:27 PM