とある恋人たちの日常。

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 待ち合わせの喫茶店に、仕事の関係で遅刻してしまった。
 会社を出る前に、彼へ連絡はしていたものの、申し訳なさが先に出てしまう。
 
「遅れてごめんなさい」
 
 先に来ていた彼は窓際のテーブルに座っていた。
 陽射しを背負って、逆光に見える彼。
 それでも満面の笑みで迎えてくれた。
 
 ああ、彼は太陽みたいに笑う人だな。
 
〝好き〟の代わりに、胸に紡がれた。
 私の想い。
 
 
 
おわり
 
 
 
お題:日差し

7/2/2024, 11:56:31 AM