1000度で焼かれて小さな骨壷に入ったわたしは、あなたの膝の上で眠る。雨粒のように眦から流れ落ちる雫がとても綺麗だと思った。きっと、いくつもの夜が明けたら、またわたしは風になってあなたの元を訪れるでしょう。抱きしめて、その指先に、頬に熱を灯しましょう。この花束のような口付けに、あなたはただ笑っていて。
2/9/2024, 5:55:06 PM