音の夢

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窓から見える景色は、時が経つごとに蒼から赤に、それから藍に染まっていった。あんなに真っ白でもうもうと広がっていた雲も空に染められ、光をなくしてしぼんでいった。もう宙には星が輝いてこちらを見ている。少し、何もしてない自分を後悔した。明日には、この怠け癖を良くできるのだろうか。もう数日しかない。でも、
…星が綺麗だなぁ。なんて呑気に思ってしまう。
この満天の星を、欠けて満ちゆく月を、いつまで呑気に見ていられるのだろう。
『窓から見える景色』

9/26/2024, 2:57:23 AM