最後になると分かっていれば 尤もらしい別れを告げたのに「また明日」なんて馬鹿みたいに 言うことは無かった あの日、無邪気に遊ぶ君の いつもより少し寂し気な顔に 僕は気づけなかった 人間とは愚かなもので 明日は当たり前にあると 当たり前に思っている 僕も思ってたんだ 次もあの子に会える。と そんな思いとは裏腹に 君はいなくなった 幼すぎた僕を置いて 君と最後に会った日
6/26/2024, 2:03:06 PM