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昨日のことがあってから、
友達の後押しもあって、君に言ってみた。
「奢ってー」「いいよ。別にいいよ、俺は。」「あ、無理。」
みんなはもう課題を終わらせて補修が終わり、残された私。次会う時は来年で、お年玉を少しねだってみた。
「何か食べれないものある?」「んートマト」「笑笑、それはさすがに」「あ、キットカット」「キットカット食べれないの?」「ううん、ほしいの。」「わかった、覚えてたらね」「いい?約束ね」「わかったよ」
冗談のような本気のような紛らわしい会話をして、なんだか申し訳ない気持ちもあるけど、心のどこかでは嬉しさより寂しさが勝っていた。帰り道で、またご飯に行く君を見ると好きなのかわからなくなる。

12/28/2024, 12:44:19 PM